KiCadで基板作成

電子工作する時、手で配線するよりプリント基板を作った方が楽なことがあります。 私は基板を発注するためのデータをKiCadで作成しています。 以下はKiCadの使い方の私の覚え書きです。ここでは、Arduino Uno ShildにLED 8個を載せてLチカします。

フットプリントを割り当て

フットプリントとは、基板上の部品の大きさや形、半田付けのためのパターンを定義しています。 回路図の画面からフットプリントを割り当てを選択します。


オレンジの部品にフットプリントがアサインされていません。


フィルターの機能を使って、フットプリントを絞り込みます。


抵抗は、 Resister_THT:R_Axisl_DIN0207_L6.3mm_D2.5mm_P10.16mm_Horizontalを選択します。 これは、よく電子工作で使う抵抗のフットプリントです。 この部品のフットプリントを確認するには、 フットプリントビューアーを使います。

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LEDは、 LED_THT:LED_5.0mmを選択します。

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以下の通り、すべての部品に対するフットプリントが割り当てられます。

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基板の設計

基盤をPCBエディターを開く を選択します。

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Arduino Unoのシールドが表示されます。



回路図で行われた変更で基板(PCB)を更新 を選択します。



フットプリントで定義した部品が表示されます。



部品を並べて、表麺(赤線)、裏面(水色線)で配線します。





"v"を押して(一旦離して)クリックすると、反対の面へスルーホールを通すことができます。



裏面をGNDで塗りつぶします。



基板上の1点を選択すると下のダイアログが表示されます。裏面であること、GNDであることを設定します。



選択範囲が閉じると下の図のように斜線の入った枠ができます。



コンテキストメニューから、ゾーン>選択したゾーンの塗りつぶしを更新を選択