2025年3月時点のFireFox 135.0Web MIDI APIを使うには、「設定」>「プライバシーとセキュリティ」> 「詐欺コンテンツと危険なソフトウェアからの防御」のチェックボックスを外す必要があります。
以下のUbuntuの環境でFireFox v.135をインストールする際に不都合があったのでメモを残します。
>lsb_release -a No LSB modules are available. Distributor ID: Ubuntu Description: Ubuntu 24.04.2 LTS Release: 24.04 Codename: noble >uname -r 6.8.0-54-generic
Ubuntuをインストールした直後、FireFoxのバージョンはv.129でした。 これをapt update、apt uogradeを行ってもFireFoxのバージョンをアップすることができませんでした。 そこで、firefox-135.0.1.tar.xz をダウンロードし、これを解凍、/optへ移動することでfirefox 135をインストールしました。
>xz -dv firefox-135.0.1.tar.xz >tar xfv firefox-135.0.1.tar >mv firefox /opt
2015年にW3Cで規格化が始まったWeb MIDI API、当初はGoogle Chromeのみで使用できました。 その後、2020年にはMicrosoft Edgeでも使えるようになりました。そして、2022年12月中旬にはつい にFireFoxでも使えるようになります。バージョンは108以降とのこと。(2022年11月現在はバージョン107)
Version 107 and later, API use is gated by a site permission add-on that is automatically generated by Firefox.
API の使用は、Firefox によって自動的に生成されるサイト許可アドオンによって制限される。
108.0a1 Nightlyをダウンロードして試して見ました。
インストールしてバージョン番号を確認しておきます。どうしたわけか109.0a1と表示されました。
Web MIDI APIの動作テストのページを開きます。 右上にポップアップが表示されます。
"Continue to Installation"をクリックします。 MIDIデバイスにアクセスするadd-onを追加して良いかどうか聞かれます。
"Add"をクリックします。許可(Permissons)が追加された、と表示されます。
これで、動作テストのページに Web MIDI API ready! と表示され、Web MIDIが使えるようになります。以降、ページを開き直した時このサイトではWeb MIDIが使えます。 他のサイトを開く場合には上の手続きがサイトごとに必要になります。