このアプリケーションは、Web Serial APIを使ったPCのComポート(シリアルポート)で受信したデータをモニターします。 また、データをシリアルポートへ送信することができます。
デバイス(例えばArduinoのSerial.begin(115200)の引数で設定したボーレートを設定します。
[Start & Read]ボタンをクリックすると、PCにつながっているどのポートの選択ポップアップが表示されます。
受信したいデバイスを選択し、右下の「接続」をクリックします。
この例では以下のように、Arduino Leonanoからのシリアルデータを受信することができます。 この時、2段目の左に[TEXT]と表示している場合には、 ArduinoのプログラムではSeria.printもしくはSerial.printlnで書き込んだ場合にテキストデータとして表示されます。 参考にプログラムを掲載しておきます。
uint8_t x=0; void setup() { Serial.begin(115200); } void loop() { Serial.print("Hello World! : "); Serial.println(x); x++; delay(1000); }
2段目の左に[BIN]と表示している場合には、Binary(バイナリモード)で受信します。 ArduinoのプログラムではSeria.writeで書き込んだ場合にテキストデータとして表示されます。参考にプログラムを掲載しておきます。
uint8_t x=0; void setup() { Serial.begin(115200); } void loop() { Serial.write(x); x++; delay(1000); }
[STOP]ボタンで受信を停止します。接続は解除しません。接続を維持します。
[RESTART]ボタンで受信を再会します。
[CLOSE]ボタンで接続を解除します。再接続は[Start & Read]で行います。
[CLEAR]ボタンでは画面をクリアします。
書き込みはテキストか、バイナリかを選択することができます。下記画面で左のボックスが[TEXT]の場合、 "HELLO WORLD!" と書き込みます。[WRITE] ボタンを押すことで送信されます。
下のApplicationボタンを押すと、別タグでGithub.comに置いたアプリケーションが起動します。