rtpMIDIまとめ

rtpMIDIは、４つのデバイスで動作することが確認できています。 Windows PC, Mac, iPhone, Raspberry Piの４つです。それぞれのデバイス間で接続を確認します。
Mac - Raspberry Pi

MacとRaspberry PiをrtpMIDIでつなぎます。まずRaspberry PiのIPアドレスをifconfigで調べておきます。私の場合は、有線でつながっていて、ip adress は192.168.1.46と表示されました。

pi@raspi:~ $ ifconfig
eth0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST>  mtu 1500
        inet 192.168.1.46  netmask 255.255.255.0  broadcast 192.168.1.255
        inet6 1234:567:890a:bcde:f012:3456:7890:abcd  prefixlen 64  scopeid 0x0
        inet6 fe80::1234:5678:9abc:def0  prefixlen 64  scopeid 0x20
        ether ff:ff:ff:ff:ff:ff  txqueuelen 1000  (Ethernet)
        RX packets 7741085  bytes 504357078 (480.9 MiB)
        RX errors 0  dropped 0  overruns 0  frame 0
        TX packets 988613  bytes 936984788 (893.5 MiB)
        TX errors 0  dropped 0 overruns 0  carrier 0  collisions 0

lo: flags=73<UP,LOOPBACK,RUNNING>  mtu 65536
        inet 127.0.0.1  netmask 255.0.0.0
        inet6 ::1  prefixlen 128  scopeid 0x10
        loop  txqueuelen 1000  (Local Loopback)
        RX packets 1420  bytes 108856 (106.3 KiB)
        RX errors 0  dropped 0  overruns 0  frame 0
        TX packets 1420  bytes 108856 (106.3 KiB)
        TX errors 0  dropped 0 overruns 0  carrier 0  collisions 0

Raspberry Piの設定はWindows PC - Raspberry Piと同じです。以下のコマンドでRaspberry Piは待ち状態になります。

sudo raveloxmidi -dN -c /etc/raveloxmidi.conf

MAC側の設定

アプリケーション＞ユーティリティーズ＞オーディオMIDI設定を開きます。WindowメニューからMIDI設定を開きます。ショートカットApple + 2でも開くくとができます。

開いた画面の右上、見づらいのですが地球マークを押します。

rtpMIDIの接続を設定する画面が表示されます。raveloxmidiが既に見えています。MySessionの下のプラスボタンでセッションを追加します。

Directoryで接続したいデバイス、raveloxmidiをクリックします。クリックすると、Connect ボタンが有効になりますので、これをクリックします。

Bonjour nameは適当に名前を入力します。一見つながった様に見えます。

しかし、 ... don't respond to the connection request. Check the address and port, and any firewall or router setting. というエラーが出ます。何度Disconnect - Connect を繰り返しても同じエラーが出ました。

そこで、Directoryの下のプラスボタンを押して、Raspberry piのIPを直接入力します。



名前は間にブランクは入れないで下さい。下のようにHostにRaspberry PiのIPアドレスを入れてOKを押します。

DirectoryのRaspberrtPiと表示されますので、チェックボックスをクリックして下のConnectを押します。



これで接続できます。ただし、長く使っていないので安定しているかどうかは不明です。



最後に、Send And Receive MIDIで確認します。Raspberry Piにつながっている鍵盤を弾くとMID Dataを確認できます。