MIDI モニター

Web MIDIアプリケーション



MIDI Send And Receive

このアプリケーションは、MIDIデータをSystem Exclusiveを含めて受信、送信を行うことができます。




更新情報

USB-MIDI変換ケーブル

各種USB-MIDI変換ケーブルについてリンク切を修正しました。

ALSA MIDIプログラム - MIDI 受信(パーサー)

パーサーはMIDIを受信した時、その内容(イベント)を分析してそれぞれの処理を選びたい時に使う機能です。


Raspberry PiのOSインストール

Raspberry Pi に OSをRaspberry Pi Imager を使ってインストールします。 Raspberry Pi Imagerはhttps://www.raspberrypi.com/software/ からダウンロードできます。 下のイメージはRaspberry Pi Imager使ってインストールする手順を示しています。 「デバイスを選択」「OSを選択」「ストレージを選択」設定を編集する「書き込む」の順です。


Raspberry Pi Zeroで信号発生器9833を鳴らす

信号発生器AD9833をRaspberry Pi Zeroに接続して鳴らします。 WiringPiライブラリのSPI通信で制御します。 AD9833はAmazonで購入できる信号発生器です。

AD9833

MCP4726の使い方

のこぎり波を発生するサンプルプログラムを追記しました。





Noise Toaster VCF

Noise ToasterのVCF(Voltage Control Filter)を回路シミュレーションしながら詳しく見てみたいと思います。 回路シミュレーションはQUCS (長らく更新は止まっているようです。Macの最新更新は2017年のバージョン0.0.19でした。)を使いました。 まず、STEP1からSTEP4ではVoltage Control回路を一旦外して、オペアンプを使ったフィルターとしての特性を見てみます。

VCF

Web MIDI APIの動作テスト

このページでは、訪問者のブラウザを含む環境でWeb MIDI APIを利用できるかどうかを自動的にテストします。追記しました。 WebMIDIAPIは、2024年2月現在caniuse.comに寄ると、 Safari以外の主だったPCのブラウザで使うことができます。各列の数字はバージョン番号を示しています。緑のところが使えるバージョンです、 Chromeであれば、2015年の43 以降、バージョン43-120, 121, 122-124のバージョンで使えることがわかります。


YAMAHA YMZ294音源

秋月電商で販売しているヤマハ音源IC(YMZ294)を Arduinoで制御して音出してみます。

このページについて

こちらのページにお越しいただきありがとうございます。このページは「Web MIDI API実験室」という名前のページでした。しかしながら、Web MIDI API以外のページが増えてきましたので名前を変更しました。それでもMIDIを切り口に技術的にトライしているページです。PCやMAC、ArduinoやRaspberry PiといったシングルボードコンピュータでのMIDIのつなぎ方やウェッブブラウザでのAudioの使い方を説明します。また、自作したMIDI, Audioのウェッブアプリケーションを紹介しています。電子回路はあまり得意ではありません。ですので、作成した回路はたまたま動作しているだけかもしれないことにご注意下さい。


ScratchでWeb MIDI

2022/12/18




MIDIについて

MIDIはMusical Instrument Digital Interfaceの略称です。直訳すれば、楽器のデジタルインターフェースということになります。MIDIの誕生は1983年、任天堂「ファミリーコンピュータ」と同じ年です。この年の暮れには、シンセサイザDX7が発売になっています。Windows 95のはるか以前のことです。

もの凄くざっくりと書くならば、MIDIは電子楽器と電子楽器をつなぐデータの形(フォーマット)と通信経路の規格です。2つの楽器をMIDIで接続すると、一方の楽器を弾くと、もう一方の楽器が鳴ります。ちょっと前のコンサートでは舞台のちょっと奥にシンセサイザーを10台近く周りに並べて演奏するキーボーディストを見ることができました。大概の場合、キーボーディストはすべてのキーボードの鍵盤を弾くわけではありません。いずれかのキーボードがメインのキーボードになっていて、その他のキーボードはMIDIで接続されています。メインのキーボードを弾くとその他のキーボードの音が鳴るように設定されています。曲に合わせて、いろいろなキーボードの音色を使いたいということです。

その後MIDIはコンピュータのインターフェースとして取り込まれ、コンピュータから楽器を鳴らすことが一般的になりました。また、カラオケのデータとしても利用されるようになります。今日現在でも多くのポピュラー音楽の制作現場ではMIDIが使われています。MIDIの歴史は、2019年国立科学博物館の「かはく技術史大系(技術の系統化調査報告書)」I. 映像・情報・コンピュータ関連の一つとして調査された、「MIDI に関する技術系統化調査」井土秀樹著の中で詳しく書かれています。

さて、MIDIは楽器と楽器、コンピュータと楽器をつなぐインターフェースなのですが、私は楽器や音楽に関係無く使ってもとっても便利なインターフェースだと思っています。 コンピュータはPCでもMACでも、MIDIは簡単に扱えるようなドライバーやアプリケーションを持っています。また、iPhoneでもAndroidでもMIDIは扱えますし、ArdinoやRaspberry PiといったシングルボードコンピュータでもMIDIを扱うことができます。ですので、便利に何かと何かをつないでデータをやり取りするインターフェースとしてMIDIが使えるのでは無いかと思っています。

ここ数年では、MIDIやAudioを扱うWeb API(Web MIDI API, Web Audio API)が策定され、わりと簡単にウェッブアプリケーションを作成することができるようになりました。ウェッブアプリケーションはEdgeやChromeといったブラウザで動作します。アプリケーションをインストールしなくて使ええるのは良いですね。

このページでは、MIDIをつなぐ、つなぎ方を紹介するとともに、Web APIを使って製作したMIDI, オーディオのアプリケーションを紹介したいと思います。

2020年9月19日 MikataHara